よい時があれば悪い時もある。
人生や生活がよい時には格別考えなくてもよさを満喫できたりする。
でも調子が悪い時、人生の曲線が下降している時には色々な考えや気持ちが浮かぶ。
どうすれば良くなるだろうという建設的な考えができるうちは問題は少ないだろう。
ネガティブにぐるぐると考え、妄想や思い込みの中にずぶずぶとハマり、実生活がままならなくなってしまう。ここまでいくと問題だ。
そうなると、周りの人間関係にも影響がおよぶ。人に迷惑をかけてしまったり、そのことを後で反省したりするし、そういう時間も増える。
だから、人生の長い道のりで大切なのは、元気に楽しめる時にさらに楽しむことよりも、憂鬱な時をなんとかやり過ごすやり方なんじゃないか。
沈んだ時、ネガティブな時など色々言い換えられる。曲線のグラフでいうと下降している時。
楽しい時や前向きに考えられる場合にはそれほど心配はいらない気がする。世の中に娯楽は溢れているし。
憂鬱な気分の時をどう乗りきるか。日が暮れるまでどう過ごすか。どう暮らすか。。
今私は音楽配信アプリSpotifyで自分用にプレイリストを作っている。以前からプレイリストは作っていたが、それは気分を上げる曲だとか、激しく速い曲や楽しい曲といった、自律神経を交感神経の方に傾けるたぐいの曲をまとめたものであることが多かった。
あるいはゆっくりとした、のんびりやっていこうという曲を集める時もあった。(これは副交感神経用だろうか)
でも今はわけもなく憂鬱な気分になることがあるんだなとわかってきて、そんな時に無理なく聞ける曲を集めてプレイリストを作っている。
少しうつむいた気持ちに寄り添ってくれるような、うなだれてることを別に非難してこないような曲。うきうきとしたベースラインで気分が自然と踊り出す曲。「行こうぜ!」とむりに誘ってこない、「おれはここで踊っているよ」とか「先に行こうと思うけど、気が向いたら一緒にいかない?」とか、「ここで一休みしましょうよ」というような距離感の曲を、今は好んで聞いている。
自分と同じように、テンションを上げるための曲を多く聞いてきた方、そしてそれだけではモヤモヤした気分が残るような方、うつなど病気から回復しているが、元気とまでは言えない方々は、少し落ち着いた、憂鬱な気分や、ままならない日常によりそうような曲を探して聞いてみて欲しい。
自分で探して、耳にスッと入ってくるものがよいと思う。参考までに私のプレイリストに入れてある曲を抜粋しておく。
気分がなんとも上がらない時、気が向いたら聞いてみて欲しい。そして聞く前と後で自分の気持ちにどんな変化があったか観察してみていただきたい。
『君と明かした夜』常闇トワ、獅白ぼたん
『羽を手にして』ときのそら
『鉄道憧憬』抄語
『ソニックブーム』秋山黄色
『かなしいうた』工藤裕次郎
『リバー』くるり
『DAYDREAM』フィッシュマンズ
『便箋歌』クラムボン
『いつも何度でも』木村弓
『出町柳パラレルユニバース』ASIAN KUNG-FU GENERATION
ゆううつなときをしのぐやり方はもちろん音楽でなくても構わない。絵を描くでも刺繍をするでもなんだって。それは個人個人で違うことだと思う。
ただ音楽は1曲が短いことと、気持ちに寄り添ってくれる曲を見つけられた時の喜びや、安堵感、心の壁を溶かしてくれるような効果があるように感じられる。
最高なのは気分にあった曲を自分で演奏できることだと思う。私はピアノ初心者で、気分にあったコードをジェミニに教えてもらい、それをそのまま弾くことしかできないが、それでもかなり満足度が高い。
憂鬱や退屈の気持ちを塗りつぶして消そうとしてしまうのではなく、それも自分の気持ちの一部と思えるようになれたらいいと思う。
それともこういったことは皆自然とやっていて、音楽もそういった曲の良さを知っている人が大半なのだろうか。だとしたら世間知らずというか人知らずを露呈することになり恥ずかしいが、自分と似たような人もいるかもしれない。
これを読んだ人がゆううつな気持ちとつきあっていくことをふと考えるきっかけになれたら嬉しい。
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